40歳ニートのダメっぷりに乾杯「俺はまだ本気出してないだけ」【漫画感想】

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(出典:『俺はまだ本気出してないだけ』)





40歳。職業ニート。

自分探しのため仕事を辞め、ニートになった40歳オッサンが主人公。

あっさり人生迷子になり、無謀にも漫画家を目指す。

ニートとして生きて行く中で考えていく将来。

ダメ親な自分を軽蔑もせず、いつも優しくしてくれる一人娘。

常に息子のダメっぷりを罵倒しつつも、自分の過去と重ね影で応援する父親。

嫁子供に逃げられたが、息子への愛が忘れられない親友との友情。

リアリティが無いようで、ものすごくリアルなコミカル作品。

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(出典:『俺はまだ本気出してないだけ』)



## 見どころ① 主人公 大黒シズオ(40)

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(出典:『俺はまだ本気出してないだけ』)



冒頭で書いたとおり主人公は40歳のニート。

ある日思いつきで漫画家になることを決心する。

俺これからどうしたらいいんだろう

将来に不安を持ちながらも、果敢に生きていこうとする。

他人からバカにされつつも、周りには自分に素直に行きているシズオのことを羨ましく思っている人もいる。

そして、そんなダメダメなシズオのことを見て、変わろうとする人も。


## 見どころ② シズオの周りの登場人物
### シズオの一人娘、大黒鈴子

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(出典:『俺はまだ本気出してないだけ』)



ダメ親のシズオを静かに応援している。

留学費を集めるために、風俗店でバイトを始めるが、客として入店していた父親シズオとバッタリ遭遇してしまう。

シズオの前ではやさしい娘だが、シズオは知らない過去や、シズオには見せない心の闇を抱えている。


### シズオの父、大黒志郎

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(出典:『俺はまだ本気出してないだけ』)



40歳でニートになった息子をとにかく罵倒する。

だが、表面ではシズオに強く当たるものの、後先考えず勢いで居酒屋を始めてしまった過去の自分とシズオを重ねている。

### 市野沢秀一

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(出典:『俺はまだ本気出してないだけ』)



シズオのバイト先に入るも、数日でクビに。

その後もホストなどのバイトを続けるも、全く長続きしない。

将来が見えず、さまよっているところにシズオと出会う。

20代後半にさしかかり、彼もまた自分の年齢と闘うことになる。


### シズオの親友、宮田修

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(出典:『俺はまだ本気出してないだけ』)



人の良すぎる性格のせいで妻子に去られ、無職の幼なじみにはたかられているサラリーマン。

離れ離れになった息子のことが忘れられない。


## 見どころ③ 年齢のリアル

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(出典:『俺はまだ本気出してないだけ』)



歳を取れば取るほど、可能性が狭まっていく人生。

家族、将来、世間体、色々なものが積み重なっていって身動きがとれなくなってしまう人生。

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(出典:『俺はまだ本気出してないだけ』)



気がつけば、思った以上に年をとっていたことを実感する時がある。

大人になるってなんだろう。

子供というよりは、ぜひ大人に読んでもらいたい作品である。


## こんな人におすすめ

ニート・無職を経験したことがある人

将来が見えなくて悩んでいる中年

中年のリアルをのぞき見したい若者

飾らない親子の物語が読みたい人

毎回シズオの痛さに笑いつつも、素直さや真剣さには心が打たれる。

コメディタッチの作品だが、リアルでシリアスな内容も含まれているのがこの作品の特徴。

今自分何やってんだろ?

そう感じている人にはぜひ読んでもらいたい。