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真剣に生きる女性にオススメの女性作家の本ベスト10

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今回は女性作家限定で、おすすめ本を紹介していきます!

一冊一冊にAmazonへのリンクをつけておきましたので、気になった方はぜひチェックしてみてください!


女性作家のおすすめ本 「放課後の音符(キイノート)」 山田詠美

高校生の「私」が周囲の友だちや先輩の恋物語を観察しながら、本当の恋について考える。

観察して、考える「私」の時間が、他ならぬ「私」を大人へと成長させていった―――。

一つ一つの短編が主人公のクラスメイトや学校の先輩たちの恋物語で、かつ「私」の放課後のレッスンになっている、という胸キュンな体裁。

子どもから大人に成長する過程で、恋をすることの本当の意味を徐々に獲得していく「私」の姿を自分と重ね合わせて一緒に恋のお勉強ができますよ。


女性作家のおすすめ本 「ぼくは勉強ができない」 山田詠美

主人公の高校生・時田秀美くんは学校のお勉強はちっともできないけど、何故か女の子にはモテる。

世間の価値観とは少しずれた母と祖父に育てられた秀美くんが、クラスメイトや周囲の大人との交流を通して本当の大人になるための価値観をはぐくんでゆく。

子どもから大人になる過程の繊細なお年頃の女子にオススメのもう一冊の著者は同じ山田詠美。

こちらの本は恋愛が下敷きにありつつも、学校や社会の規格通りに生きるということがどういうことなのか、改めて考えさせられる少し硬派な内容です。

世間や学校の決まりはどうしてあるのか、どうして守らなくてはいけないのか悩んでいるあなたに、また子をしつけなければいけない立場としてのお母さんに世間の決まりをもう一度考えてもらうきっかけとして、ぜひ一読をおすすめします。


女性作家のおすすめ本 「ひかりのあめふるしま屋久島」 田口ランディ

「確かに屋久島には気のきいたものは何もない。

海と森と川以外には・・・」30歳を過ぎてアウトドアにはまった著者が初めて行った屋久島。

第一印象とは裏腹に、島の魅力にどんどん引き込まれる著者の、屋久島をめぐる自然や人との出会い、旅という非日常の世界にいるからこそ浮かぶ考えを深く静かに、ユーモアたっぷりに描いたエッセイ集。

旅好きの大人の女性に。

屋久島に行って心洗われたくなりますよ!


女性作家のおすすめ本 「父の詫び状」 向田邦子

昭和の脚本家として名を知られていた向田邦子の初エッセイ集。

明治生まれの父のこと、転勤ばかりだった子どものころや女学校時代の記憶、好きな食べ物の話・・・。

彼女のすっきりとそぎ落とされた文体と的確な言葉選び、テンポと歯切れの良い話の運び方が心地よく、エッセイの背後に香る昭和の文化も興味深い。

料理上手、もてなし上手、器量よしの彼女が、昭和の時代に仕事をもって一人で生きるという覚悟が随所にちりばめられ、女性の生き方としてもとても参考になるエッセイ集です。

彼女のほかのエッセイ集も同様に面白くおすすめです。


女性作家のおすすめ本 「ホリー・ガーデン」 江國香織

感性豊かで繊細な果歩と優等生的大人の女性の静江。

幼なじみの二人は30歳目前の今でも親友だ。

果歩は過去の恋を引きずったまま、新しい恋に警戒している。

静江は恋人の芹沢と遠距離で不倫し、お互いを高めあうあうために努力を欠かさない。

静江は果歩に好意を持つ同僚の中野くんと果歩との関係を心配している。

果歩が心を開く日は来るのか?紅茶茶碗、ビスケットの缶、昭和歌謡、プール、煙草、甘いもの、メガネ・・・・たくさんの小道具を散りばめて、登場人物の移り変わる心情を細部まで描き込んでいる読み応えのある恋愛小説です!大人の恋愛に悩んでいる人はぜひ読んでみてください。


女性作家のおすすめ本 「虹」 よしもとばなな

田舎に母を残して上京し、タヒチアンレストラン「虹」に就職した主人公・瑛子の寡黙ながら感性豊かな目線を通して描く、家族と恋の物語。

家族を失ったことがきっかけで、職場でゆっくりはぐくんで来た恋が奇妙にねじれ、傷ついた瑛子が出かけた先はタヒチ。

レモン色の鮫との遭遇や日本人のマダムとの交流で、瑛子は自分本来の生き方を取り戻してゆく。

旅つながりで、屋久島の次はタヒチに行きたくなります。

この本の最大の読みどころは、全編を通して芯になっている瑛子のものの見かた、感じ方です。

自分に誠実に、嘘をつかず生きていくための助けになること間違いなしです。


女性作家のおすすめ本 「キッチン」 よしもとばなな

吉本ばななのデビュー作。

祖母を亡くして孤児になったみかげと、みかげを拾って共同生活することに決めた田辺家の雄一と母えり子との心の交流を描いた作品。

親族を失い一人になったみかげが料理の道を目指すまでを描いた表題作と合わせて、孤児になってしまった雄一を思うみかげの心を描いた続編の「満月 -キッチン2」も収録されており、こちらもおすすめです。

人にはそれぞれ幸せの形があって、それは他人からどうこう言われるものでは決してないし、それぞれの幸せを追求して良いのだと改めて思わせてくれる小説です。


女性作家のおすすめ本 「High and dry(はつ恋)」 よしもとばなな

中学生の夕子は、通う絵画教室の絵の先生キュウくんとあることを共有して、恋に落ちる。

キュウくんとの恋愛未満の付き合い、周りの大人との関わりから、夕子は自分のあり方を探っていく。

感受性豊かな中学生の素直な心が描かれています。

夕子の恋の行方を思う母と、不在がちながら家族を愛する父のキャラクターがかなり魅力的で、夕子と同じ世代の女の子だけでなく、世の中のお母さんたちにも贈りたい可愛らしいお話です。


女性作家のおすすめ本 「アナザー・ワールド 王国その4」 よしもとばなな

おすすめ2位はまたまたばなな本。

この本は、ばなな氏の「王国」全3巻シリーズの続編として出ました。

「王国」の主人公・雫石の娘のノニちゃんの物語です。

パパが二人いるというかなり特殊な環境で生まれ育ったノニちゃんが、家族との絆や愛を再確認し、自分の感性を共有できる人との新しい恋と、自分の感性をより高いレベルで表現するための新しい夢に向かって歩き出すお話です。

この本も、ノニちゃんの成長物語として親目線で読むとまた一味違う面白さがあり、お母さんにぜひおすすめしたい一冊です。


女性作家のおすすめ本 「西の魔女が死んだ」梨木香歩

ある日突然学校に行けなくなった中学生のまいは、田舎で一人暮らしをするおばあちゃんの家にしばらく居候することになった。

大好きなおばあちゃんはイギリス人で、魔女の血をひいている。

自分は意志が弱いと分析するまいは、自分の人生を自分の意志でコントロールできるよう、おばあちゃんの下で魔女修行に励むことにする。

しっかりした筋立てがあり、中学生の女の子の複雑な心をシンプルな言葉で描写しています。

背景の美しい山里の景色や、イギリス仕込みの自給自足の地に足の着いた生活風景が目に浮かんでくるような美しいお話です。

魔法って結局は誰でも持っているものなのかも。

まいのように自分の力を信じる気持ちになれます。

親目線・おばあちゃん目線で読むと、子や孫が悩んでいるときに、魔法を使って寄り添ってあげようと思える、そんなお話でもあります。

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